昔見て怖かった番組があるのですが、それをなかなか思い出せずにいました。
見たのは2010年前後で、当時は大学生で一人暮らしでした。
当時はブラウン管テレビで、今とは比べ物にならないくらい小さく、パソコンのモニタと変わらないくらいです。
一人暮らしの部屋で見たオカルト的な内容だったので、かなり衝撃的な記憶として残っています。
ただ奇妙なのは、見た当時はさほど気にも留めていなかったのに、社会人になって何年かしてから強烈なトラウマとして思い出したことです。
なんでだろう?
と、それはさておき、インターネットなどでくまなく探したのですが、似たような内容の番組はあるのに、なかなか自分が見た年代と合致しませんでした。
番組そのものの情報は見つからなかったものの、オカルト系を取り扱っているサイトを見つけ、さらには当時衝撃的だった画像まであるじゃないですか!
ほぼほぼこれで間違いないと思って日々を過ごしていました。年を取った今、再度見てもやっぱりトラウマです(笑)。
そしてここ数日、「そういえばAIを使えば見つかるんじゃないか?」と思い立ち、Geminiに聞いてみたところ、番組名も年代も一致した回答が返ってきました!
ネット検索ではどうしても見つからなかった昔の記憶を、AIによって掘り起こすことが可能になり、AI技術の凄まじさを痛感しました。
……というのは長い前置きで、ここからが本題です。
トラウマ、その題名は?
私が見たのは2010年前後、日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」です。
そしてネットでの情報によると、2000年ごろにフジテレビの「奇跡体験!アンビリバボー」でも放送されていたとのことでした。
アンビリバボーでのタイトルは、
「エレナ究極のラブストーリー」
「検索してはいけない言葉」にも名を連ねる、実在のオカルト・ホラー事件です。
今でもネット検索をすれば画像がヒットしますが……
※要注意※
ホラーやグロテスクなものへの耐性があっても、恐怖を覚えることこの上なしです。検索しないことを強く推奨します。
※私は一切責任をとれません。
もはや変態である。どういう話かというと……
事件の概要
時は1930年代。
カール・フォン・コーゼル(カール・タンツラー)という50歳を超える男性医師が、エレナという若き女性に恋をします。
しかし、エレナは若くして結核にかかってしまい、余命いくばくもない状態でした。
愛するコーゼル医師は彼女の病気を治そうと奔走しますが、その甲斐なく、21歳という若さでエレナは亡くなってしまいます。
エレナが亡くなり途方に暮れるコーゼルですが、およそ2年後に恐ろしい奇行に及びます。
進撃の巨人風に言うなら、間違いなく「奇行種」です。
それは、エレナの遺体を墓地から掘り起こし、自宅に持って帰るということ。つまり完全なる墓荒らしです。
それに加えてエレナを蘇生させようと、目にガラス玉を嵌めたり、内臓の代わりに綿を詰めたり……
もはや狂気です。
そして毎晩エレナの遺体と過ごし、さらには遺体に対して死体愛好(ネクロフィリア)行為にふけっていたとのこと。
そんな狂気的な日々は長くは続かず、エレナの姉が「妹の遺体がないこと」に気づき、コーゼルが遺体を盗んだことが発覚します。
当然、遺体は没収されて永久に埋葬されることになりました。
それにしても、お姉さんはよく気づきましたよね。
しかし、当時の世間からは、
「なんと素晴らしい愛だ。もはや究極の愛だ」
と、まさかの擁護の声が上がったようです。
その土地の人間がみんな狂っているのか? いや、お姉さんの行動が絶対に正しいので、流石にこれは世間が言い過ぎです。
しかし、この世間の反応がアンビリバボーのタイトル「究極のラブストーリー」に繋がったのは間違いありません。
実際に遺体を見に来る一般人もいたようで、遺体の写真が現在も資料として残されています。
検索したら今でも見られます。
安心してください。逆に言えば、検索しなければ一生見ることはありません。
ただ、全人類がいつでも見られる状態にあるというのは、オカルトこの上なしですね。
その後、コーゼルはエレナのデスマスク(顔の型を取ったマスク)を作り、数年後にエレナの墓の前で亡くなっていたそうです。
実話なの?
この話は何分かなり昔の事件なので、おそらく所々に尾ひれがついているかと思います。
「コーゼルは実は医師ではなかった」という記事を見つけたりもしたので、細かい部分のどこまでが事実かはわかりません。
海外のWikipediaによると、エレナはすでに結婚しており、コーゼルが一方的に心を寄せていたとも書かれています。
しかし、遺体の写真は紛れもなく本物であり、エレナの死後に起きた一連の出来事は事実のようです。
「百聞は一見にしかず」
写真が持つインパクトの強さがよくわかります。今ならAIで簡単に偽装できるかもしれませんけどね。
究極?愛?
当時は「究極の愛」と言われていたようですが、果たして本当にそうでしょうか。
確かに病気を治そうと尽力し、事件発覚後もデスマスクを作るほどなので、彼がエレナを愛していたこと自体は間違いなさそうです。
しかし、普通の人間ならば「病気を治そうと全力を尽くすところまで」でしょう。遺体を蘇生しようとしたり、自宅に囲ったりすることは、現代なら倫理的に完全にNGです。というか、当時の時代でも死体を掘り起こすのは当然アウトです。
せいぜい、写真を部屋に飾るくらいが限界ですよね。
「究極」であり「執着(愛?)」があることは間違いなさそうですが、それをくっつけて「究極のラブストーリー」と呼ぶのには無理があると思います。
「究極の狂気」と「究極のオカルト」です。
もちろん、コーゼル本人が「究極のラブストーリー」と言い出したわけではないのですが……。
類似事件
似たような話に、ヴェラ・レンツィ(Vera Renczi)という女性の事件があります。
彼女は結婚を繰り返しては男性を殺害し、自宅の地下室に並べたワイン樽(または棺)に遺体を保管していたそうです。
その数はなんと30を超えていたのだとか。
さらには自身の息子まで手にかけたというのだから恐ろしい話です。
こちらはコーゼルよりもさらに昔の話で、写真も残っていないため真偽のほどはわかりません。
ネット上の情報も少ないので、こちらは少し都市伝説っぽい(嘘っぽい)かな、と個人的には思いました。
オカルト系は好きなのでまた書きます。
詳細は下記👇



